かささぎ

かささぎって、小さな鳥だったんだ。
天の川を渡すというから、白鳥座の東洋版だと思い込んでいた。
1羽に乗っかって行くんじゃなく、連なって橋をかけるのねぇ!
スタジオパークの真島さんの話で初めて知った。


かささぎよ かささぎよ
7月7日の夜だけは おまえの翼を貸しておくれ
やさしい翼を重ねておくれ


私たちを 隔てる
天の川を渡しておくれ 天の川を渡しておくれ
愛しい彦星に どうか逢わせておくれ
帝に許された 一年一度の夜だから


幼い頃から聞かされた 悲しい星の物語
密やかに 心に沁みる 機の音


笹の葉の短冊に 溢れる想いを込めて
今夜は 眠らないで 大空を 見つめていたい


かささぎよ かささぎよ
7月7日の夜だけは おまえの翼を貸しておくれ
やさしい翼を重ねておくれ


これは、私が小学校の音楽教師をしていた時に、合唱の講習会のテキストに載っていたもの。
得も言われぬ、美しいピアノ伴奏が付いていて、楽譜を見て一辺に虜になってしまった。
授業で何とか使えないかと思ったが、合唱としては小学生にはかなり難しそう。
そこで、合奏に編曲して、6年生各クラスでやった。
ソプラノとアルトはリコーダーで。
澄んだ音が本当に奇麗だった。
授業をしていて、自分がうっとりしてしまうほど・・・。
テノールは鍵盤ハーモニカ、ピアノパートはマリンバ(バス・テノールの2台)で入れた。
校内音楽会でも発表したんだけど、何と当日マリンバの子が欠席、急遽私が入ったのであった。


「海峡」(第3回)本放送ではゆっくり見れなかったので、ディスクに焼きがてら見直した。
野中の娘が朋子を追いかけて来て、ホームで「行かんといて」と抱きつく所で泣けてしまった。
最後の方、端折った感が否めない。
あの時間の長さでは、この話を描くに足らないと思う。
もうちょっと枠を多く取れなかったんだろうか。
残念だ。
つまらないドラマをどこもここも、10何時間もやってるのに。