TVに千住博、明、真理子の3兄弟とその母が出ていた。

博が日本画家、明が作曲家、真理子がバイオリニストだ。
この兄弟の事は有名なので、ここに詳しくは書かないが、印象に残った話を少し。
(覚えで書いてるので細かい言葉は違うこともあるかも)


明さん「真理子がトップランナーでもあり、ラストバトンも受け取った。」
真理子が12歳でプロデビューした事で、10代のうちに自分たちもそういう(一流の芸術の)世界を知ることができた。
そして、自分たちが芸術家として活躍することで、真理子も自分もこれで一生やって行こうという決意をした。


博さん「人は皆、ほっといたら芸術家になるんじゃないか。」
それが大人になるにつれて、段々と失わされてしまう。
博さんは、子供の頃、壁に落書きをしていて、父親に見つかり描くのをやめたら、怒られたそうだ。
「どうしてやめる。やめたら只の落書きだ。」と。


お母さん「集中ですよ。好きなことだから集中できる。」
(明さんは「熱中」、博さんは「夢中」と言った。
好きなことを夢中になってやる。人に見せたい、聞かせたい。
見てくれる人、聞いてくれる人がいる。
本気で驚いてくれる。
それが父、母だったと。)
一人ずつに対峙するから、3倍関わらないといけない。
でも、それが楽しかった。


お母さんは、レッスンの帰りの車の中で何もかもし、帰ったらすぐ料理に取り掛かかり、いつもエネルギッシュだった。
明さんは、母が大変なので助けようと、食事の手伝いをし、それで物を作る楽しさを知った(真理子さんは明さんがコックになると思ったくらい)。
博さんはその間、絵に熱中できたのでは?(明)


真理子さんに大変な時期があったのは、前に別の番組で知った。
皆で山を乗り越えてきたと言ってたのはこの事だろう。
この家族は相乗作用が非常にうまく働いている。
お互いがいい方に作用して行く。
我が家もこうありたいものだ。
レベルは随分違うけど・・・・。
それなりに、いい方向へと進んで行こう。