「表裏源内蛙合戦」〜大阪初日(追加公演)


とにかく、圧巻。
想像以上に面白かった。


蜷川さんのは「天保十二年のシェイクスピア」「道元の冒険」とTVで見たけど、それほど面白いと思えなかった。
劇場で観たわけじゃないし、特に「天保〜」は音楽が気に入らなかったので、また違うかも知れないが。
今回、音楽は和製ポップスという感じで、それぞれ適した曲だったと思う。
(岡崎司さんみたいな曲は素晴らしいけど、歌い手がアッキークラスでないと無理でしょう?「天保〜」じゃ、ミュージシャンがボーカル補助してたし。それを役者に求めるのは酷・・・と思うことにする。)


上川さんの歌唱力は群を抜いてた。
さすが鍛えられたねぇ!
特に、アンサンブルが歌い終わるまで上川さんがバーっと伸ばすところは素晴らしかった。
惚れ惚れ♪〜
「長崎は〜ちゃんぽん・・。」はぁ、いいお声(*_*)


追加公演のためか、どうも上川ファンというわけじゃない人が多かったのでは?
私の隣のおばさまたちも、シアターBRAVAファンみたいだった。
(私の地元の知り合い数人も、シアターBRAVAでやってる演劇はちょくちょく見に行くと言ってるので、劇場はBRAVAと決めてる人も結構いるかな?おそらく、近いからだと思うけど・・・)
男性率、年齢層も高かった。


私の斜め前に小学4〜5年くらいの男の子がいたが、出演者の家族?
普通には、ちょっと刺激強すぎるでしょ。
その子の反応が気になって、しょっちゅう目が行ってしまった。


席がかなり前方で(E列)、傾斜があまりないため、舞台の下の方が見切れてる。
処刑された高岡早紀の歌が聞こえるが、天国からでも聞こえてきてるのかと思った。
首がずらっと並んで歌ってるのがちらっと見えて、ああ、あの中にいるのか、と想像した。


何より、ラストの表源内が全然見えない(T_T)
たまに、前の方の人が頭を動かす重なり具合にほんの少し隙ができた時、一瞬見える。
でも、どなたかの髪の毛越しで、紗が入った感じ。


家の中の設定だと、台の上で演技するので見えるのだが。
それだけが残念。


明日、もう少し後ろで真中に近い席で観る。
傾斜があればよいが、どうだろう。
千秋楽は友人のお陰で、多分、ばっちりバチバチだと思うから嬉しい><


今回焦ったのは、帰り。

BRAVA前に最後まで残って写真撮ってたら結構遅くなり、急いで京橋駅へ向かった。
スパゲティ屋さん、今日パスタ半額だったんだ、とか見ながら行く。
ツイン21を出た所の看板に「23:00〜7:00 通行できません ツイン21」。
時計を見ると、22:58!
そう言えば、警備員さんが見てたな。
もうちょっとで通れなくなるところだった。
夜公演でツイン21通って京橋から帰る方、出るの23時過ぎないように気をつけて。
・・・・って、下の道を通れば速いし、何の問題もないわけです。