名曲探偵「アマデウス」NKHBS2

今回はムソルグスキー展覧会の絵」だった。

http://www.nhk.or.jp/amadeus/quest/16.html
拍子(5拍子と6拍子が一小節交代)のこと、和声をまっとうな西洋風なチャイコフスキーと比べると言うことから入り、土着のロシアの伝統を大切にしたという所へ。
元になったガルトマンの絵を出し、曲をかけ、二人の親交の話に。
早世したガルトマンの遺作展に行き、死を悼んで創作した。
ガルトマンと志を同じくして、圧政に苦しむ民衆の音楽を元に表現。
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ラソド レソミ レソミドレラソ・・・(移動ドでスマソ)は、ガルトマンを表す。
           

ラベルのオーケストラレーションは本当に素晴らしい!
と改めて思った。
近頃よく見るシャルル・デュトワも素敵。
ちょいとググったら、アルゲリッチと(元?)夫婦だったんだ〜。
奥さん強〜って感じだが。
娘さんが日本を振り出しに記者活動だって。
アルゲリッチは別府が気に入ってコンサートしてるんだよね。
うちの家族も一時別府にいたんだが、何せずっと前のこと。


ゲストの浜田マリと、司会の筧利夫のどっちがボケで突っ込みか分からない芝居が番組を進行させる。
浜田マリがデザイナー役で、どうも紬織をして来た祖母からこの曲がメッセージで届いたという設定らしい(始めの方、見損ねたので・・・)。
(何でもいいが、前に見たときはゲスト、ウエディングドレス着たまま結婚式から抜け出してきた?西尾マリだった。おーWマリどちらもカミカミの相手役したなぁ。)
(もっと何でもいいが、筧さんとカミカミは同じマンションに住んでるんじゃなかったっけ。)
→なんでもカミカミと結びつける癖はやめようね。


専門家が数人出てきて実演、解説してくれ、至れり尽くせり。
終曲「キエフの大門」で締めくくり。
志を同じくするガルトマンの描いた採用されなかった、ロシア民族の誇りを表わすデザインの門を音楽で実現。
それに合わせてラソド レソミ レソミドレラソ・・・と、ガルトマン自身が現れる。
ロシア正教の聖歌も聞こえてくる。
鐘の音、ガルトマンのテーマ、そしてフィナーレ。
“芸術家は未来を信じる。自分自身が未来に生きる故に・・・”モデスト・ムソルグスキー


ちょっと感激。
こんないい番組、もっと話題になってもいいんだが。
また自教室で出だしてるお便りで紹介しよう。
逃してばかりだが、これからは逃したくない番組だ。
毎週予約にしとこう。


追記;涙涙涙・・・来週「イケメンパラダイスSP」と重なってる・・・