遂にこの日が来てしまった。
まさかの大代。
自分がこんな年齢になるなんて、考えたこともなかった。
成人式を迎えた娘が「分かるわぁ〜。私もこんな大代に乗るとは思わんかったもん。」
とのたまう。
あんた、そりゃ大代言いません!


ぼやいてたら、旦那が「何言ってる、とっくに乗ってるこっちはどないなる!」。
義姉からの電話にうっかりぼやいたら、「何言ってんの、こっちは還暦よ!」。


ま、そりゃそうなんだけど・・・。
父には「わしは、大正生まれやねんぞ!」と言われるし。


私がこの年齢になりたくなかったのには理由がある。
母が全部生きることができた最後の年になるからだ。
奇しくも、母が患ったのと種類は違うが、同類の病気になって5年。
私は先端医療の恩恵に預かり、生き延びている。


○0代最後の年はあっと言う間に過ぎてしまった。
でも、それは幸せだったから。
本当に幸せな10年間だった。
これからの10年。
また精一杯、謳歌するとするか!