父の哀しみ

この間紹介した、無線中継所と、パラポラアンテナ。2008-03-29 - 忘れんぼ日記

Sさん曰く、電電マンのシンボル塔。
Sさんは、中高年対象のNPO法人 ナイスエージング・スキーヤーズ協会|スキー技術のセミナー・研修会|スキーを通しての健康維持・増進の方で、某掲示板で色々教えていただいたのだが、偶然、父と同じ仕事をしておられた方だという事がわかった。
父は、“昔の仲間に写真を見せて、今もこのアンテナが使われてる事を知らせる”と、喜んでいた。
でも、先日、ちょっと気落ちした感じで言った。
話そうと思っていた仲間が、もうほとんどいない・・・と。
小学校や中学の同窓会に出ても、今年は数人しか集まらなかった。
大学の同窓会でも次回はもうできない、という話になったそうだ。
見送った友もたくさんいるだろう。


いつも、元気いっぱいで活動的な父。
でも、いくら自分は元気でも、寂しいのだ、と初めて気づいた。
三浦雄一郎のお父さんは、99歳までヒマラヤ登山してたんだからとか、
100歳でも、すごく元気で働いてる人がTVに出てたり、
長生きはとても励まされる。
母が早くに去り、義父も義母も去ってしまった今、
父にはいつまでも、元気で長生きしてほしい。
と、娘の私は深く深く思うのである。