文庫本「功名が辻」

今日は通院日だったので、「功名が辻」の第2巻を持って行った。
先月も病院で放送した所まで読んで、まだこんな所〜?と思ったが、今で前半やっと終わったくらい。
あと3ヶ月しかないのに、半分残ってるじゃん。
10月からのドラマは、大急ぎの内容になるのかな?


司馬遼太郎の原作は、法秀尼が千代の母になっていて、康豊は一豊とは異父弟となってる。
もっと年は離れてて、「拾をひろった時は、まだ少年であった。」とある。
秀吉と旭も異父兄妹らしいが、戦国時代は多かったのか。


小説との違いや矛盾点について詳しいブログを見つけた。

何かおかしい… ~「功名が辻」感想 - 平安夢柔話より

さて、ドラマで一豊は、聚楽第の秀次を秀吉の許に連れてくる…という使者に立っていましたが、史実では一豊1人ではなく、堀尾吉晴中村一氏らとともに使者に立っています。司馬さんの小説でもそのようになっていました。そうですよね、一豊1人ではあまりにも頼りありませんし、単独で乗り込んだりしたらたちまち、聚楽第の秀次方の武将たちに首をはねられてしまいますよね。
 まして、千代が忍者のように聚楽第に乗り込んでくる…なんて絶対にあり得ないことだと思いました。多分千代が、幼いときに世話をした秀次を説得して秀吉の許に連れて行き、結果的に夫の窮地を救う…という描き方をしたかったのでしょうけれど、あまりにもあり得ない設定なのでかえってしらけてしまったというのが正直なところです。

これは、成宮君が、「少年たち」で上川隆也演ずる家庭調査官の担当する少年役だった、また「ごくせん」で仲間由紀恵の生徒役だったからではないかな?