「土方歳三最期の一日」を見た。

「新撰組！」本編の山本耕史の土方はなかなかよかったので、期待してこの日を待っていた。
三谷幸喜は、最期まで描かず、まだ続いてるという終わり方が気に入ってたらしい。
昔見た、本能寺の変でブツッと終わった作品をいいと思った、と言ってる。
そういや、私も「風とともに去りぬ」の“また明日考えるワ。（チャンチャーチャチャーー♪←タラのテーマ）”という終わり方が好きだった。
スカーレットのこれからが目に浮かぶような、想像したくなるような終わり方だ。
見終わっても終わらない、まだ続いている、そんな気持ちにさせられる。

そう言う意味では、見終えた後の余韻の無さが寂しい。
本編終了後は一年経っても“土方はまだやってる”的な心持があった。
でも、土方のその後は見たかったし、しょうがない。

1時間半では土方のその後は描ききれないから、最期の1日に重点を絞ったそうだ。
「燃えよ剣」を読んで以来、土方歳三を好きになってしまった身としては、物足りなかった。
最期の1日になる以前も見たかった。
上川さんが明治座で「燃えよ剣」をやることに決まった頃、私は1ヶ月余り入院していた。
持って行った「燃えよ剣」は面白くて、また土方がカッコよくて、嵌ってしまい、何度も繰り返し読んだ。
退院後、（隠れヅラで←わかる人にはわかる）東京まで数回舞台を見に行った私には、もちろん上川さんの土方が最高だ。
やっぱり、もっと貫禄があって、色っぽくて、カッコいい！！

でも、山本耕史の土方も好きだ。
色白で若い、ちょっと小粒な可愛い土方だけど、本当の土方はこうだったかも。

元日のスタジオパークで、山本耕史と上川隆也、二人の土方ツーショットが見れて嬉しかった〜。
もっとも、上川さんは今は山内一豊であるが・・・。
本物の写真と同じ格好の写真、山本耕史のと上川さんのと知ってるわけだけど、なんだか気恥ずかしいねー。
草葉の陰で土方歳三はどう思ってるでしょうか？
“おいおい、やめてくれよー”と思ってるか。
「ほとがら」嫌いだったのよね。
市村鉄之助の池松壮亮クン可愛かった〜。
うちの、子役専生き字引；長女が、「ラストサムライ」に出てたんちゃうかな？と言ってた。
今調べたら、その通り。
義経にも頼朝の子役で出ていたらしい。

ってとこで、我が家で今話題なのは「功名が辻」で森蘭丸になるのは誰かって事。
ウエンツが、「利家とまつ」でやったから、小池徹平クンという希望的願望的推測も出て・・・。
本当、誰だろう〜〜？