「キリング・フィールド」'84イギリス

BS2で見た。
内戦後まもないカンボジアで撮影された、淡々と映し出される、映像。
出演者も当事者のようで、ドキュメンタリーに見えてくる。
主人公の人は、カンボジアの渡部しゃん(渡部篤郎)と呼ばせてもらいます。
大地の子」を思い出す。
主人公が飢えに耐えかね、植えて実らせた作物を、引っこ抜き、目の前で折って睨みつける、クメール(ポルポト派兵士)の女の子の目が痛々しいほど純粋。


また、以前次女が借りてきた絵本「ぼくの村にサーカスが来た」を思い起こす。
画面の中からアフガニスタンの音楽が聞こえてくるような絵本だった。
最後のページの、「今はもうこの村はありません」という言葉が悲しかった。